それは休むことのないスタッフ。
選ぶのが難しく導入躊躇が起こりやすいのが配送ロボット
2024/7/8更新
まとまった情報がないことで
導入リスクを懸念される企業様が多いのではないでしょうか。
一般的なお話というより弊社がこれまでロボットを取り扱ってきた経験からのお話となります。
皆さまがよく目にするのはファミリーレストランにあるネコ型ロボットではないかと思いますが、デリバリーロボットは機能面価格面あわせ幅広く使いやすい製品が急激に揃ってきている状況となっています。
運搬技術は衝撃吸収機能なども含めてかなりのスピードで上がっており、性能アップの頻度が非常に高いジャンルです。
人との衝突などのリスクもかなり軽減されています。またエレベーター連携機能を持つタイプの配送配膳ロボットなども出てきております。
それに伴い飲食店での配膳や下げ膳などの作業に応用されるようになっておりますが、ホテルなどでの導入検討も進んでいます。
ですが、皆さまにとっては導入を検討しようにも、どういった機種がありどれを選べばいいのかわからないというのが本音ではないでしょうか。
また高額なイメージがあると思います。
現在では、低価格化の進行、人手不足や働き方改革などに伴う導入補助金の対象になっていることも多く、以前に比べると導入しやすい状況となっています。
また使い方の幅は広がりを見せており、導入効果はそれぞれお客様の応用次第となるでしょう。
そして、今からロボット導入のノウハウを積んでいくことで、省力化を含めて事業を優位に運ぶことに繋がるのではないでしょうか。
日本だけでなく多く国でデリバリーロボット導入はまだ黎明期ともいえますが、世界的に見るとロボット連携ありきで開発を進めているエレベーターメーカーは増えており、普及は確実なものになりつつあります。
商業施設においてはお子様だけでなく、大人も含めお客様へのエンタテインメントとして。
また施設内監視などセキュリティ面の併用も可能になってきています。
使い方の幅は広がりを見せており「こういう目的で買ったけど、あまり使わなかった」ということが起きても他の作業に応用でき、導入リスク避けられる状況にもあります。
しかしながら分散した情報しかないことが導入に躊躇される要因かと思います。
導入して失敗しないか、ローンやリース料だけが残ってしまわないか、など導入リスクを懸念されている企業様も多いのではと推測しています。
まとめサイトのようにお勧め機種を並べることははしませんが、機種選び、活用法検討の参考になるような内容を目指しました。
弊社では多くの機種を扱っており、また情報も集めて取り扱いやメーカーとの開発の充実も図っています。
「このような状況で導入を検討してる」とおっしゃっていただければご相談に乗る事ができます。
カテゴリー別導入用途
カテゴリー別の導入用途について見てみましょう。
基本的に配送ロボットは「大容量運搬」での導入が効果的です。このような状況の中でスタッフ様の負担を軽減、さらに少人数でのオペレーションを実現する事が主な目的となります。
ホテル・宿泊業
実際に世界展開しているホテルブランドでは積極的に導入するケースが見られるようになりました。
ホテルマンによる人的サービスが売りのプレミアムホテルでも導入を始めている、導入を検討しているケースが出てきています。
宿泊客から見るとスタッフに連絡し届けてもらうなどに気が引けることがなく、深夜帯でも用事を頼みやすいなどメリットが出ています。
現在は一台のロボットでお部屋への購入品やアメニティのデリバリー、フロア清掃など複数用途に活用できる機種も出てきており、
例えばで洗濯物をお届けできないかなどのリクエストの対応も可能となっています。
今後さらに使い方の幅が広がる可能性が高まっています。配送ロボットも他の経営効率化ソリューション、お客様サービスソリューションと変わることはありません。
製造業(工場など)
多面積の代表と言えるケースです。
配送ロボットが省力化につながるのは「水すまし作業」。多くの作業場所に必要な資材、工具など定期的に運搬、回収するルーティンに応用ができます。
最近の機種はサスペンション搭載がされている配送ロボットもあり、ある程度路面が悪くても安定した運搬が可能となっています。エレベーター連携とも対応できるロボットもあり、多階層で応用する例も。
スーパーマーケット・ホームセンター
多面積、大容量運搬のケースといえます。
季節ごとの棚商品入れ替え、リッターペットボトルや資材など大量物、重量物運搬によるスタッフサポートなどの応用が効果的です。
また施設によっては清掃機能などを備えた機種も候補となるでしょう。お客様対応が不要であれば単機能で安価なもので十分なケースもあります。
カラオケボックス
ホテル同様多階層、多くの部屋数でありながら少人数でオペレーションしているお店も多く、お問い合わせなどを頂く業種です。
エレベーター連携で食事を運べるタイプのロボットをご希望されるケースも多く、お客様から見てもロボットが持って来る方が喜ばれる接客サービスもなります。
飲食店
配送配膳ロボットは飲食店では目にされるケースが多く、お客様の利用認知が高まっているジャンルといえます。
ランチ、ディナーなど時間帯での活用はもとより、アイドルタイムでロボットを利用する事により、無駄なシフトを減らすこともできます。またお子さんの受けもよく、ファミリー客の多いお店では更なる利用価値があるでしょう。
ロボットはあくまでスタッフサポートです
運搬ロボットは人にぶつからず走行できるよう自律性を持たせてありますが、自分から進んで仕事を行うような自主性を持っているわけではありません。指示は人が行う必要があります。その点から見ても人をサポートするものであり仕事を奪うものではありません。
どのカテゴリーにおいても、休むことのないスタッフ(アシスタント)といえると考えております。
弊社取扱製品動画より